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隈々
ふりがな文庫
“隈々”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
くまぐま
72.2%
くま/″\
11.1%
クマヾヽ
11.1%
クマグマ
5.6%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
くまぐま
(逆引き)
輪郭の正しい目鼻立ちの
隈々
(
くまぐま
)
には、心の中からわいて出る寛大な微笑の影が、自然に漂っていて、脂肪気のない君の
容貌
(
ようぼう
)
をも暖かく見せていた。
生まれいずる悩み
(新字新仮名)
/
有島武郎
(著)
隈々(くまぐま)の例文をもっと
(13作品)
見る
くま/″\
(逆引き)
友の眠に就きし後、われは猶
寖
(
やゝ
)
久しく出窓に坐して、
外
(
と
)
の
方
(
かた
)
を眺め居たり。こゝよりは
啻
(
たゞ
)
に廣こうぢの
隈々
(
くま/″\
)
迄見ゆるのみならず、かのヱズヰオの山さへ
眞向
(
まむき
)
に見えたり。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
隈々(くま/″\)の例文をもっと
(2作品)
見る
クマヾヽ
(逆引き)
光りの暈は、今は愈々明りを増して、輪と輪との境の
隈々
(
クマヾヽ
)
しい處までも見え出した。
死者の書
(旧字旧仮名)
/
折口信夫
、
釈迢空
(著)
隈々(クマヾヽ)の例文をもっと
(2作品)
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クマグマ
(逆引き)
山を照し、谷を輝かして、
剰
(
アマ
)
る光りは、又空に跳ね返つて、残る
隈々
(
クマグマ
)
までも、鮮やかにうつし出した。
死者の書
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
隈々(クマグマ)の例文をもっと
(1作品)
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隈
漢検準1級
部首:⾩
12画
々
3画
“隈々”で始まる語句
隈々隅々
“隈々”のふりがなが多い著者
釈迢空
国枝史郎
樋口一葉
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
国木田独歩
折口信夫
有島武郎
柳田国男
三好達治
島崎藤村