“數々”のいろいろな読み方と例文
新字:数々
読み方割合
かず/\61.1%
しば/\22.2%
かずかず5.6%
かず/″\5.6%
しば/″\5.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
おくられ今日の第一番客なりさてゆふ申刻なゝつ頃よりして立代たちかはり入代り語りそめをなす淨瑠璃じやうるり數々かず/\門弟は今日をはれと見臺に向ひて大汗おほあせ
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
なつはじめたびぼくなによりもこれすきで、今日こんにちまで數々しば/\この季節きせつ旅行りよかうした、しかしあゝ何等なんら幸福かうふくぞ、むねたのしい、れしい空想くうさういだきながら、今夜こんやむすめはれるとおもひながら
湯ヶ原より (旧字旧仮名) / 国木田独歩(著)
いろ數々かずかずふるはせた、星の光のふしまはし。
牧羊神 (旧字旧仮名) / 上田敏(著)
數々かず/″\ならべたるかたへには半兵衞と云ふ番頭が番をして居たり寶澤そばよせて色々藥種の名を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
初心しよしん發掘はつくつとしては權現臺ごんげんだい大成功だいせいこうであつた。無論むろん遺物ゐぶつ豐富ほうふでもつたのだが、たくからちかいので、數々しば/″\られたのと、人手ひとでおほかつたのも勝利しやうり原因もとであつた。