“數次”のいろいろな読み方と例文
新字:数次
読み方割合
しば/\33.3%
しばしば33.3%
しば/″\33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
他(た)の針葉樹(しんえふじゆ)に見(み)るやうではなく、春(はる)の雨(あめ)が數次(しば/\)軟(やはら)かに濕(うるほ)せば遂(つひ)にはこそつぱい皮(かは)の何處(どこ)からか白(しろ)つぽい芽(め)を吹(ふ)いて
土 (旧字旧仮名) / 長塚節(著)
果敢(はか)ない煙草入(たばこいれ)の叺(かます)の中(なか)を懸念(けねん)するやうに彼(かれ)は數次(しばしば)覗(のぞ)いた。陰鬱(いんうつ)な狹(せま)い小屋(こや)の中(なか)で覗(のぞ)く叺(かます)の底(そこ)は闇(くら)かつた。僅(わづ)かに交(まじ)つた小(ちひ)さな白(しろ)い銀貨(ぎんくわ)が見(み)る度(たび)に彼(かれ)の心(こゝろ)に幾(いく)らかの光(ひかり)を與(あた)へた。
土 (旧字旧仮名) / 長塚節(著)
恁(か)ういふ理由(わけ)で比較的(ひかくてき)餘裕(よゆう)のある百姓(ひやくしやう)よりも貧乏(びんばふ)な百姓(ひやくしやう)は十分(ぶん)早(はや)く然(し)かも數次(しば/″\)其(そ)の新鮮(しんせん)な蔬菜(そさい)を味(あぢあ)ふのである。
土 (旧字旧仮名) / 長塚節(著)