“數多”のいろいろな読み方と例文
新字:数多
読み方割合
あまた60.0%
かずおほ35.0%
かずさは5.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
またかういふ種類の數多あまたの病女を取り扱つてゐる、私の知つてる婦人病院の院長が、不景氣知らずの巨利を得てゐることも私は考へた。
素材 (旧字旧仮名) / 正宗白鳥(著)
あねいもと數多かずおほ同胞はらからをこしてかたぬひげのをさなだちより、いで若紫わかむらさきゆくすゑはとするこヽろ人々ひと/″\おほかりしが、むなしく二八のはるもすぎて今歳ことし廿はたちのいたづらぶし
暁月夜 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
今こそは依り立たせ、けふこそは照り立たせ。高御座たかみくら輝き滿つ、日の御座みくらただ照り滿つ。御劍や御光添ひ、御璽みしるしやいや榮えに、數多かずさはの御鏡や勾玉や、さやさやし御茵みしとねや、照り足らはせ。
白南風 (旧字旧仮名) / 北原白秋(著)