“御璽”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
みしるし60.0%
ぎょじ40.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
高御座たかみくら輝き満つ、日の御座みくらただ照り満つ。御剣や御光添ひ、御璽みしるしやいや栄えに、数多かずさはの御鏡や勾玉や、さやさやし御茵みしとねや、照り足らはせ。大君。我が大君。あきかみ
(新字旧仮名) / 北原白秋(著)
今こそは依り立たせ、けふこそは照り立たせ。高御座たかみくら輝き滿つ、日の御座みくらただ照り滿つ。御劍や御光添ひ、御璽みしるしやいや榮えに、數多かずさはの御鏡や勾玉や、さやさやし御茵みしとねや、照り足らはせ。
白南風 (旧字旧仮名) / 北原白秋(著)
日本上代の御璽ぎょじや、名刹に見るいわゆる大和古印なるものは、彼の秦漢銅印など到底及ばざる気品と風貌とを具えて凜然たるものがある。
陶磁印六顆を紹介する (新字新仮名) / 北大路魯山人(著)
故に御璽ぎょじを保管する内大臣に相当する官職は、いずれの国においても至高の要職となっており
法窓夜話:02 法窓夜話 (新字新仮名) / 穂積陳重(著)