御璽ぎょじ)” の例文
日本上代の御璽ぎょじや、名刹に見るいわゆる大和古印なるものは、彼の秦漢銅印など到底及ばざる気品と風貌とを具えて凜然たるものがある。
陶磁印六顆を紹介する (新字新仮名) / 北大路魯山人(著)
故に御璽ぎょじを保管する内大臣に相当する官職は、いずれの国においても至高の要職となっており
法窓夜話:02 法窓夜話 (新字新仮名) / 穂積陳重(著)