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數多
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あまた
ふりがな文庫
“
數多
(
あまた
)” の例文
新字:
数多
またかういふ種類の
數多
(
あまた
)
の病女を取り扱つてゐる、私の知つてる婦人病院の院長が、不景氣知らずの巨利を得てゐることも私は考へた。
素材
(旧字旧仮名)
/
正宗白鳥
(著)
愛
(
あい
)
ちやんは
其處
(
そこ
)
に
彼等
(
かれら
)
の
這
(
は
)
ひ
廻
(
まは
)
るのを
見
(
み
)
て、
偶々
(
たま/\
)
自分
(
じぶん
)
が
以前
(
まへ
)
の
週
(
しう
)
に、
數多
(
あまた
)
の
金魚鉢
(
きんぎよばち
)
を
轉
(
ひ
)
ッ
覆
(
くりか
)
へした
時
(
とき
)
の
態
(
ざま
)
を
想
(
おも
)
ひ
起
(
おこ
)
しました。
愛ちやんの夢物語
(旧字旧仮名)
/
ルイス・キャロル
(著)
數多
(
あまた
)
の人に
優
(
まさ
)
りて、君の
御覺
(
おんおぼえ
)
殊に
愛
(
めで
)
たく、一族の
譽
(
ほまれ
)
を雙の肩に
擔
(
にな
)
うて、家には其子を杖なる年老いたる
親御
(
おやご
)
もありと聞く。
滝口入道
(旧字旧仮名)
/
高山樗牛
(著)
檢査處
(
しらべるところ
)
賣歩行
(
うりあるく
)
荷物
(
にもつ
)
一ツもなくして家内にはめくり札
賽
(
さい
)
は
數多
(
あまた
)
ありしなり此返答は
何
(
どう
)
ぢやと
問詰
(
とひつめ
)
られしに勘太郎一言の返答も出來兼ねたり越前守殿コレ勘太郎汝は
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
正面を眺めると參詣の人の俯向く無數の
頭
(
かしら
)
を越え、船のやうな大きな賽錢箱を前にして、遙かに奧深く、
數多
(
あまた
)
の
雪洞
(
ぼんぼり
)
を連ね
點
(
とも
)
した佛壇が、細かにゆらめく鈍い其の光で
歓楽
(旧字旧仮名)
/
永井荷風
、
永井壮吉
(著)
▼ もっと見る
釧路國釧路郡役所裏の丘上にはコロボックルの住居跡たる竪穴
數多
(
あまた
)
存在する事なるが、其並び
方
(
かた
)
は一列に非すして、恰も道路を
挾
(
はさ
)
みて兩側に一二列宛在るが如く成り
居
(
を
)
るなり。
コロボックル風俗考
(旧字旧仮名)
/
坪井正五郎
(著)
いまだに
娘
(
むすめ
)
の
心
(
こゝろ
)
が
失
(
う
)
せで、
金齒
(
きんば
)
入
(
い
)
れたる
口元
(
くちもと
)
に
何
(
ど
)
う
爲
(
せ
)
い、
彼
(
か
)
う
爲
(
せ
)
い、
子細
(
しさい
)
らしく
數多
(
あまた
)
の
奴婢
(
ひと
)
をも
使
(
つか
)
へども、
旦那
(
だんな
)
さま
進
(
すゝ
)
めて十
軒
(
けん
)
店
(
だな
)
に
人形
(
にんぎやう
)
を
買
(
か
)
ひに
行
(
ゆ
)
くなど、一
家
(
か
)
の
妻
(
つま
)
のやうには
無
(
な
)
く
われから
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
雪
(
ゆき
)
の
難
(
なん
)
——
荷擔夫
(
にかつぎふ
)
、
郵便配達
(
いうびんはいたつ
)
の
人
(
ひと
)
たち、
其
(
そ
)
の
昔
(
むかし
)
は
數多
(
あまた
)
の
旅客
(
りよかく
)
も——
此
(
これ
)
からさしかゝつて
越
(
こ
)
えようとする
峠路
(
たうげみち
)
で、
屡々
(
しば/\
)
命
(
いのち
)
を
殞
(
おと
)
したのでありますから、いづれ
其
(
そ
)
の
靈
(
れい
)
を
祭
(
まつ
)
つたのであらう、と
大空
(
おほぞら
)
の
雲
(
くも
)
雪霊記事
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
美しい表紙畫の草雙紙が
數多
(
あまた
)
そこには並べてある。
幼き日:(ある婦人に与ふる手紙)
(旧字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
數多
(
あまた
)
の若き
漁夫
(
ロツキユ
)
と
着物
(
きもの
)
つけぬ女との集まりて
思ひ出:抒情小曲集
(旧字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
村人
(
むらびと
)
數多
(
あまた
)
來
(
きた
)
れども
孔雀船
(旧字旧仮名)
/
伊良子清白
(著)
數多
(
あまた
)
がへり。
白羊宮
(旧字旧仮名)
/
薄田泣菫
、
薄田淳介
(著)
他
(
た
)
の
數多
(
あまた
)
の
賓客
(
まらうど
)
は
女王樣
(
ぢよわうさま
)
のお
留守
(
るす
)
につけこんで、
樹蔭
(
こかげ
)
に
息
(
やす
)
んで
居
(
を
)
りました、が、
女王樣
(
ぢよわうさま
)
のお
姿
(
すがた
)
を
拜
(
はい
)
するや
否
(
いな
)
や、
急
(
いそ
)
いで
復
(
ま
)
た
競技
(
ゲーム
)
に
取
(
と
)
りかゝりました。
愛ちやんの夢物語
(旧字旧仮名)
/
ルイス・キャロル
(著)
設け其上に越前守
忠相
(
たゞすけ
)
丸
(
まる
)
に向ふ矢車の定紋を
付
(
つけ
)
繼
(
つぎ
)
上下にて控へ左右に召捕手の役人
數多
(
あまた
)
並び居るにぞ如何なれば大坂
御城代
(
ごじやうだい
)
を始京都所司代御老中の役宅にても
自分
(
じぶん
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
小松殿は其功を
賞
(
め
)
で給ひ、時頼を瀧口の侍に取立て、
數多
(
あまた
)
の侍の中に殊に恩顧を給はりける。
滝口入道
(旧字旧仮名)
/
高山樗牛
(著)
軍兵
(
ぐんぴやう
)
數多
(
あまた
)
催
(
もよほ
)
されて
孔雀船
(旧字旧仮名)
/
伊良子清白
(著)
此等
(
これら
)
は
一人
(
ひとり
)
殘
(
のこ
)
らず
數多
(
あまた
)
の
菱形金剛石
(
ダイアモンド
)
を
鏤刻
(
ちりば
)
めて、
先
(
さき
)
の
兵士
(
へいし
)
と
同
(
おな
)
じやうに二
列
(
れつ
)
になつて
歩
(
ある
)
いて
來
(
き
)
ました。
愛ちやんの夢物語
(旧字旧仮名)
/
ルイス・キャロル
(著)
申
喜悦
(
よろこび
)
勇
(
いさ
)
みて下りけり依て
瀬川
(
せがは
)
が評判江戸中
鳴渡
(
なりわた
)
り諸方より
貰
(
もら
)
はんと云者
數多
(
あまた
)
あれ共
當人
(
たうにん
)
は是を
承引
(
うけひ
)
かず今迄の
難澁
(
なんじふ
)
とても世に云
苦勞性
(
くらうしやう
)
なるべし遁世して父と夫の
後
(
あと
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
數
部首:⽁
15画
多
常用漢字
小2
部首:⼣
6画
“數”で始まる語句
數
數々
數珠
數寄
數年
數日
數〻
數次
數百
數學