“郵便配達”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ゆうびんはいたつ60.0%
いうびんはいたつ20.0%
ゆうびんへえたつ20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
きょうは郵便配達（ゆうびんはいたつ）が、くまに出会ってあぶないところだったとか、どこどこへくまがふいにでて、飼（か）い馬をただ一うちになぐり殺（ころ）したとか、そういった話をたびたびききました。
くまと車掌 (新字新仮名) ／ 木内高音(著)
雪（ゆき）の難（なん）——荷擔夫（にかつぎふ）、郵便配達（いうびんはいたつ）の人（ひと）たち、其（そ）の昔（むかし）は數多（あまた）の旅客（りよかく）も——此（これ）からさしかゝつて越（こ）えようとする峠路（たうげみち）で、屡々（しば／＼）命（いのち）を殞（おと）したのでありますから、いづれ其（そ）の靈（れい）を祭（まつ）つたのであらう、と大空（おほぞら）の雲（くも）
雪霊記事 (旧字旧仮名) ／ 泉鏡花(著)
「誰だべ？　——郵便配達（ゆうびんへえたつ）であんめえが？」
土竜 (新字新仮名) ／ 佐左木俊郎(著)