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郵便脚夫
ふりがな文庫
“郵便脚夫”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
いうびんきやくふ
50.0%
ゆうびんきゃくふ
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いうびんきやくふ
(逆引き)
けたゝましく
郵便脚夫
(
いうびんきやくふ
)
が
走込
(
はしりこ
)
むのも、
烏
(
からす
)
が
鳴
(
な
)
くのも、
皆
(
みな
)
何
(
なん
)
となく
土地
(
とち
)
の
末路
(
まつろ
)
を
示
(
しめ
)
す、
滅亡
(
めつばう
)
の
兆
(
てう
)
であるらしい。
三尺角
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
夕暮
(
ゆふぐれ
)
の
店先
(
みせさき
)
に
郵便脚夫
(
いうびんきやくふ
)
が
投込
(
なげこ
)
んで
行
(
ゆ
)
きし
女文字
(
をんなもじ
)
の
書状
(
ふみ
)
一通
(
いつゝう
)
、
炬燵
(
こたつ
)
の
間
(
ま
)
の
洋燈
(
らんぷ
)
のかげに
讀
(
よ
)
んで、くる/\と
帶
(
おび
)
の
間
(
あひだ
)
へ
卷收
(
まきをさ
)
むれば
起居
(
たちゐ
)
に
心
(
こゝろ
)
の
配
(
くば
)
られて
物
(
もの
)
案
(
あん
)
じなる
事
(
こと
)
一通
(
ひととほ
)
りならず、おのづと
色
(
いろ
)
に
見
(
み
)
えて
うらむらさき
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
郵便脚夫(いうびんきやくふ)の例文をもっと
(2作品)
見る
ゆうびんきゃくふ
(逆引き)
明治の
御代
(
みよ
)
になってもややしばらくのあいだは、
郵便脚夫
(
ゆうびんきゃくふ
)
という者が、これも棒の片はしに荷をゆわえつけて走っていたほかに、東北地方の
市場
(
いちば
)
に行って見ると
母の手毬歌
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
郵便脚夫
(
ゆうびんきゃくふ
)
にも
燕
(
つばめ
)
や
蝶
(
ちょう
)
に春の来ると同じく春は来たのであろう。郵便という声も陽気に軽やかに、
幾個
(
いくつ
)
かの郵便物を投込んで、そしてひらりと燕がえしに身を
翻
(
ひるが
)
えして去った。
野道
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
郵便脚夫(ゆうびんきゃくふ)の例文をもっと
(2作品)
見る
郵
常用漢字
小6
部首:⾢
11画
便
常用漢字
小4
部首:⼈
9画
脚
常用漢字
中学
部首:⾁
11画
夫
常用漢字
小4
部首:⼤
4画
“郵便”で始まる語句
郵便局
郵便
郵便函
郵便局長
郵便船
郵便配達
郵便局員
郵便屋
郵便馬車
郵便丈
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樋口一葉
柳田国男
幸田露伴
泉鏡花