“配達夫”の読み方と例文
読み方割合
はいたつふ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「はい、」とやなぎしたで、洗髮あらひがみのおしなは、手足てあし眞黒まつくろ配達夫はいたつふが、突當つきあたるやうにまへ踏留ふみとまつて棒立ぼうだちになつてわめいたのに、おどろいたかほをした。
三尺角 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
「やはり仲間なかまつかまって、くるしんでいるのをたすけようとしてりるのだな。」と、配達夫はいたつふがいいました。
すずめ (新字新仮名) / 小川未明(著)
そのとき、配達夫はいたつふが一通の電報でんぽう配達はいたつして来た。その文言もんごんにはこうあった。