“はいたつふ”の漢字の書き方と例文
語句割合
配達夫100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「さあ、時間じかんがおくれてしまって、たいへんだ。」と、配達夫はいたつふも、また自転車じてんしゃばしていきました。
すずめ (新字新仮名) / 小川未明(著)
與吉よきち仕事場しごとば小屋こやはひると、れいごとく、そのまゝ材木ざいもくまへひざまづいて、のこぎりけたとき配達夫はいたつふは、此處こゝまへ横切よこぎつて、なゝめに、なみられてながるゝやうな足取あしどりで、はしつた。
三尺角 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
あきすえながら、お天気てんきは、黄色きいろくなったや、おかに、たって、なんとなくのどかなかんじがしたが、みぞれがすと、少年しょうねん配達夫はいたつふあたまがら雨具あまぐをぬらしてはいってきました。
母の心 (新字新仮名) / 小川未明(著)