“雨具”の読み方と例文
読み方割合
あまぐ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
述(のべ)用意(ようい)の雨具(あまぐ)甲掛(かふかけ)脚絆(きやはん)旅拵(たびごしら)へもそこ/\に暇乞(いとまごひ)して門(かど)へ立出菅笠(すげがさ)さへも阿彌陀(あみだ)に冠(かぶ)るは後(あと)より追(おは)るゝ無常(むじやう)の吹降(ふきぶり)桐油(とうゆ)の裾(すそ)へ提灯の灯(ひ)を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
霊廟(みたまや)の前なる三二灯籠堂(とうろうだう)の簀子(すのこ)に上(のぼ)りて、雨具(あまぐ)うち敷き座をまうけて、閑(しづか)に念仏(ねぶつ)しつつも、夜の更(ふ)けゆくをわびてぞある。
雨が降れば、人間は傘をさして、濡れるのを防ぐ。が、帝都には、爆弾の雨が降ってこようというのに、これを遮(さえぎ)る雨具(あまぐ)一つ、備わっていないのだ……
空襲葬送曲 (新字新仮名) / 海野十三(著)