“無常”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
むじやう60.0%
むじょう30.0%
むじよう10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
述(のべ)用意(ようい)の雨具(あまぐ)甲掛(かふかけ)脚絆(きやはん)旅拵(たびごしら)へもそこ/\に暇乞(いとまごひ)して門(かど)へ立出菅笠(すげがさ)さへも阿彌陀(あみだ)に冠(かぶ)るは後(あと)より追(おは)るゝ無常(むじやう)の吹降(ふきぶり)桐油(とうゆ)の裾(すそ)へ提灯の灯(ひ)を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
長、短、長短、合計三十六本の線が春夏秋冬神祇(じんぎ)釈教(しゃっきょう)恋(こい)無常(むじょう)を座標とする多次元空間に、一つの曲折線を描き出す。
柿の種 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
ありしは何時(いつ)の七夕(せき)の夜(よ)、なにと盟(ちか)ひて比翼(ひよく)の鳥(とり)の片羽(かたは)をうらみ、無常(むじよう)の風(かぜ)を連理(れんり)の枝(ゑだ)に憤(いきどほ)りつ、此處(こヽ)閑窓(かんさう)のうち机上(きじやう)の香爐(かうろ)に絶(た)えぬ烟(けふ)りの主(ぬし)はと問(と)へば、答(こた)へはぽろり襦袢(じゆばん)の袖(そで)に露(つゆ)を置(お)きて
経つくゑ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)