“無常観”の読み方と例文
読み方割合
むじょうかん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
泥舟は、何かふッと、人間のはかなさ、無常観むじょうかんといったようなものにとらわれたらしい。いやひたむきな性情は、遂に、地下の兄の魂魄こんぱくをもって抱きつかなければまない衝動に駆られたものとみえる。
剣の四君子:04 高橋泥舟 (新字新仮名) / 吉川英治(著)