“諸行無常”の読み方と例文
読み方割合
しょぎょうむじょう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
御愁傷といふやうに聞え候て、物寂しき心地致され申候。雨あがりの三日月、夕焼雲の棚曳くさまもの大木の梢に打眺め候へば誠に諸行無常の思ひに打たれ申候。
榎物語 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
俯向き加減に首をチヨコ/\振りながら歩く今日此の頃のリヽーを見ると、諸行無常手近に示された心地がして、云ふに云はれず悲しくなつて来るのであつた。
猫と庄造と二人のをんな (新字旧仮名) / 谷崎潤一郎(著)
と云う慣例の挨拶をわして、其のに入る。一本の旗には「諸行無常」、一本には「是生滅法」、一本には「皆滅々己」、今一本には何とか書いてある。其上にはいずれも梵字で何か書いてある。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)