“梵字”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ぼんじ93.3%
サンスクリット6.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
其等それらが「長十山、三国の峰の松風吹きはらふ国土にまぢる松風の音」だの、上に梵字ぼんじを書いて「爰追福者為蛇虫之霊発菩提也ここについふくするものはだちゅうのれいぼだいをはっせんがためなり
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)
それは白晒布ざらしの地に、八幡大菩薩はちまんだいぼさつ摩利支天まりしてんの名号を書き、また、両の袖に、必勝の禁厭まじないという梵字ぼんじを、百人の針で細かに縫った襦袢じゅばんであった。
宮本武蔵:08 円明の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
梵字サンスクリットの本ですね。」
路上 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)