“サンスクリット”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
梵語66.7%
梵字33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ということですが、この語は、梵語サンスクリットの音をそのままに写したもので、原語でいえば「アヌッタラ、サミャク、サンボーディン」というのであります。
般若心経講義 (新字新仮名) / 高神覚昇(著)
蔵経も梵語サンスクリット(古代印度語)の原典の漢訳であるのはやむをえないが、宋版、元版、明版、竜蔵版とかれこれ読みあわせてみると、随所に章句の異同や遺漏があって疏通をさまたげるところへ、天海版
新西遊記 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
しかし、この般若という言葉は、もともとインドの語をそのまま写したもので、梵語サンスクリットでいえばプラジュニャー、巴利パリー語でいえばパンニャーであります。
般若心経講義 (新字新仮名) / 高神覚昇(著)
したがって梵語サンスクリットの聖典を漢訳する場合などは、ずいぶん骨が折れたに相違ありません。
般若心経講義 (新字新仮名) / 高神覚昇(著)
梵字サンスクリットの本ですね。」
路上 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)