“ぼんご”の漢字の書き方と例文
語句割合
梵語100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
すなわち漢語(または梵語ぼんご)にはあったけれども、普通の国語の音としてはなかったので、インとはいわず
駒のいななき (新字新仮名) / 橋本進吉(著)
秋の彼岸ひがんごろに花咲くゆえヒガンバナと呼ばれるが、一般的にはマンジュシャゲの名で通っている。そしてこの名は梵語ぼんご曼珠沙まんじゅしゃから来たものだといわれる。
植物知識 (新字新仮名) / 牧野富太郎(著)
禅は梵語ぼんご禅那ぜんな(Dhyana)から出た名であってその意味は静慮じょうりょである。精進しょうじん静慮することによって、自性了解じしょうりょうげの極致に達することができると禅は主張する。
茶の本:04 茶の本 (新字新仮名) / 岡倉天心岡倉覚三(著)