『駒のいななき（こまのいななき）』

「兵馬の権」とか「弓馬の家」とかいう語もあるほど、遠い昔から軍事の要具とせられている勇ましい馬の鳴声は、「お馬ヒンヒン」という通り詞にあるとおり、昔からヒンヒンときまっていたように思われるが、ずっと古い時代に溯ると案外そうでなかったらしい。 …

著者	橋本進吉
ジャンル	言語 > 日本語 > 音声 音韻 文字
文字種別	新字新仮名
読書目安時間	約4分（500文字/分）
朗読目安時間	約7分（300文字/分）

作品に特徴的な語句

音（おん） 云（いい） 権（けん） 支那（シナ） 家（いえ） 兵馬（へいば） 溯（さかのぼ） 鹿（しか） 馬声（イ） 一九（いっく） 通（とお） 贔屓（ひいき） 詞（ことば） 蜘蟵（クモ） 蜂音（ブ） 石花（セ） 真淵（まぶち） 堺町（さかいちょう） 渾名（あだな） 梵語（ぼんご） 千蔭（ちかげ） 引放（ひきはな） 弓馬（きゅうば） 巻筆（まきふで） 差支（さしつかえ） 嘶（いなな）