“堺町”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
さかいちょう75.0%
さかいまち12.5%
さかひちやう6.3%
さかひてう6.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
不義の密通をした奥女中なにがしの顔となり、また柳絮と思ったその首は幾年の昔堺町(さかいちょう)の楽屋(がくや)新道辺(じんみちあたり)で買馴染(かいなじ)んだ男娼(かげま)となっていた。
散柳窓夕栄 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
其の後天保(てんぽう)になって菊五郎は、堺町(さかいまち)の中村座(なかむらざ)の夏演戯(なつしばい)で亦(また)『四谷怪談』をやる事になり、新機軸を出すつもりで、幽霊の衣裳に就いて考案したが、良い考えが浮ばなかった。
幽霊の衣裳 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
参(まゐ)りました処(ところ)は堺町(さかひちやう)三条(でう)北(きた)に入(い)る町(まち)といふ、大層(たいそう)六(む)づかしい町名(ちやうめい)でございまして、里見(さとみ)忠(ちう)三郎(らう)といふ此頃(このごろ)新築(しんちく)をした立派(りつぱ)な家(うち)で
牛車 (新字旧仮名) / 三遊亭円朝(著)
自分ばかりが博識(ものしり)がるものなり、菊塢(きくう)は奥州(おうしう)よりボツト出て、堺町(さかひてう)の芝居茶屋(しばゐぢやや)和泉屋(いづみや)勘(かん)十郎(らう)方(かた)の飯焚(めしたき)となり、気転(きてん)が利(き)くより店の若衆(わかいしゆ)となり、客先(きやくさき)の番附(ばんづけ)配(くば)りにも
隅田の春 (新字旧仮名) / 饗庭篁村(著)