“和泉屋”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
いずみや66.7%
いづみや27.8%
こちら5.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
念のために下谷へ引返して、徳蔵稲荷の氏子うじこ総代——和泉屋いずみやという町内の酒屋の主人に逢って訊いてみると、思いも寄らぬ新事実が挙がりました。
どこの田舍ゐなかにもあるやうに、とうさんのむらでも家毎いへごと屋號やがうがありました。大黒屋だいこくや俵屋たはらや八幡屋やはたや和泉屋いづみや笹屋さゝや、それから扇屋あふぎやといふやうに。
ふるさと (旧字旧仮名) / 島崎藤村(著)
「さようでございます。小石川の金剛寺門前町にこのあいだできました和泉屋こちらの出店でございます。あれをとりいそぎ手を引いていただきたいのでございます」
巷説享保図絵 (新字新仮名) / 林不忘(著)