“八幡屋”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
やはたや50.0%
やわたや50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
どこの田舍ゐなかにもあるやうに、とうさんのむらでも家毎いへごと屋號やがうがありました。大黒屋だいこくや俵屋たはらや八幡屋やはたや和泉屋いづみや笹屋さゝや、それから扇屋あふぎやといふやうに。
ふるさと (旧字旧仮名) / 島崎藤村(著)
とうさんのおうちんでくのもあれば、おとなり大黒屋だいこくやんでくのもあれば、そのまた一けんいておとなり八幡屋やはたやはうんでくのもあります。
ふるさと (旧字旧仮名) / 島崎藤村(著)
大黒屋だいこくやとか、八幡屋やわたやとか、その他いろいろな屋号のついた家々のこけむしたお墓が並んだわきを通って、すぎの枯れ葉の落ちているしめった土をふんで行くだけでも
力餅 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)