“やはたや”の漢字の書き方と例文
語句割合
八幡屋100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
どこの田舍ゐなかにもあるやうに、とうさんのむらでも家毎いへごと屋號やがうがありました。大黒屋だいこくや俵屋たはらや八幡屋やはたや和泉屋いづみや笹屋さゝや、それから扇屋あふぎやといふやうに。
ふるさと (旧字旧仮名) / 島崎藤村(著)
とうさんのおうちんでくのもあれば、おとなり大黒屋だいこくやんでくのもあれば、そのまた一けんいておとなり八幡屋やはたやはうんでくのもあります。
ふるさと (旧字旧仮名) / 島崎藤村(著)
八幡屋やはたや和泉屋いづみや丸龜屋まるかめや、まだそのほかにも伯父をぢさんの挨拶あいさつつたうち澤山たくさんありましたが、そのたびとうさんたちさかになつたむらみちたうげうへはうのぼつてきました。
ふるさと (旧字旧仮名) / 島崎藤村(著)