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和泉屋
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いづみや
ふりがな文庫
“
和泉屋
(
いづみや
)” の例文
どこの
田舍
(
ゐなか
)
にもあるやうに、
父
(
とう
)
さんの
村
(
むら
)
でも
家毎
(
いへごと
)
に
屋號
(
やがう
)
がありました。
大黒屋
(
だいこくや
)
、
俵屋
(
たはらや
)
、
八幡屋
(
やはたや
)
、
和泉屋
(
いづみや
)
、
笹屋
(
さゝや
)
、それから
扇屋
(
あふぎや
)
といふやうに。
ふるさと
(旧字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
自分ばかりが
博識
(
ものしり
)
がるものなり、
菊塢
(
きくう
)
は
奥州
(
おうしう
)
よりボツト出て、
堺町
(
さかひてう
)
の
芝居茶屋
(
しばゐぢやや
)
和泉屋
(
いづみや
)
勘
(
かん
)
十
郎
(
らう
)
方
(
かた
)
の
飯焚
(
めしたき
)
となり、
気転
(
きてん
)
が
利
(
き
)
くより店の
若衆
(
わかいしゆ
)
となり、
客先
(
きやくさき
)
の
番附
(
ばんづけ
)
配
(
くば
)
りにも
隅田の春
(新字旧仮名)
/
饗庭篁村
(著)
「そんな氣樂な話ぢやありまやんよ。富澤町の
和泉屋
(
いづみや
)
へ、泥棒が入つて人を一人殺したんだ」
銭形平次捕物控:210 飛ぶ女
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
「
和泉屋
(
いづみや
)
さんが、御居間でお帰りをお待ちでございます。」と云つた。
戯作三昧
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
八幡屋
(
やはたや
)
、
和泉屋
(
いづみや
)
、
丸龜屋
(
まるかめや
)
、まだその
他
(
ほか
)
にも
伯父
(
をぢ
)
さんの
挨拶
(
あいさつ
)
に
寄
(
よ
)
つた
家
(
うち
)
は
澤山
(
たくさん
)
ありましたが、その
度
(
たび
)
に
父
(
とう
)
さん
達
(
たち
)
は
坂
(
さか
)
になつた
村
(
むら
)
の
道
(
みち
)
を
峠
(
たうげ
)
の
上
(
うへ
)
の
方
(
はう
)
へ
登
(
のぼ
)
つて
行
(
い
)
きました。
ふるさと
(旧字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
▼ もっと見る
「第一番は
和泉屋
(
いづみや
)
の
伜
(
せがれ
)
嘉三郎、——
練塀小路
(
ねりべいこうぢ
)
の油屋で、名題の青
瓢箪
(
べうたん
)
」
銭形平次捕物控:238 恋患ひ
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
ずつと
坂
(
さか
)
の
下
(
した
)
の
方
(
はう
)
の三
浦屋
(
うらや
)
という
宿屋
(
やどや
)
の
方
(
はう
)
へ
飛
(
と
)
んで
行
(
ゆ
)
くのもあります。
村
(
むら
)
で
染物
(
そめもの
)
をする
峯屋
(
みねや
)
へも、
俵屋
(
たはらや
)
のお
婆
(
ばあ
)
さんの
家
(
うち
)
へも、
和泉屋
(
いづみや
)
の
和太郎
(
わたらう
)
さんのお
家
(
うち
)
へも
飛
(
と
)
んで
行
(
ゆ
)
きました。
ふるさと
(旧字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
“和泉屋”の解説
和泉屋(いずみや)は、千葉県印西市の大字。郵便番号270-2323。
(出典:Wikipedia)
和
常用漢字
小3
部首:⼝
8画
泉
常用漢字
小6
部首:⽔
9画
屋
常用漢字
小3
部首:⼫
9画
“和泉屋”で始まる語句
和泉屋皆吉
和泉屋皆治
和泉屋市兵衛
和泉屋徳次郎
和泉屋五左衛門