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千蔭
ふりがな文庫
“千蔭”の読み方と例文
読み方
割合
ちかげ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ちかげ
(逆引き)
清音
(
すがね
)
と人が
称
(
よ
)
ぶのは、
千蔭
(
ちかげ
)
風の書をかいたり、和歌を詠んだり、国学に通じていたりするので、その方の名が、通称となったものらしい。
山浦清麿
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
ある日は「御料理仕出し」の
招牌
(
かんばん
)
をたのまれて
千蔭
(
ちかげ
)
流の筆を
揮
(
ふる
)
い、そうした家の女たちから頼まれる手紙の代筆をしながらも
樋口一葉
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
小身であっても武家奉公をし、医を志した馬琴である。下駄屋の
入夫
(
にゅうふ
)
を嫌って
千蔭
(
ちかげ
)
に入門して習字の師匠となった馬琴である。
八犬伝談余
(新字新仮名)
/
内田魯庵
(著)
千蔭(ちかげ)の例文をもっと
(9作品)
見る
千
常用漢字
小1
部首:⼗
3画
蔭
漢検準1級
部首:⾋
14画
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