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禅那
ふりがな文庫
“禅那”の読み方と例文
読み方
割合
ぜんな
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ぜんな
(逆引き)
みずから壇の
燈明
(
とうみょう
)
をとぼし、
香
(
こう
)
を
拈
(
ねん
)
じ、経文一巻をよみあげる。そのあとも、氷のような
床
(
ゆか
)
の冷えもわすれきって
禅那
(
ぜんな
)
の黙想をつづけるのだった。
私本太平記:10 風花帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
茶の会に関する種々の閑談やら感想やらを媒介として人道を語り
老荘
(
ろうそう
)
と
禅那
(
ぜんな
)
とを説き、ひいては芸術の鑑賞にも及んだもので、バターの国土の民をして
茶の本:01 はしがき
(新字新仮名)
/
岡倉由三郎
(著)
禅は
梵語
(
ぼんご
)
の
禅那
(
ぜんな
)
(Dhyana)から出た名であってその意味は
静慮
(
じょうりょ
)
である。
精進
(
しょうじん
)
静慮することによって、
自性了解
(
じしょうりょうげ
)
の極致に達することができると禅は主張する。
茶の本:04 茶の本
(新字新仮名)
/
岡倉天心
、
岡倉覚三
(著)
禅那(ぜんな)の例文をもっと
(7作品)
見る
“禅那(
禅定
)”の解説
禅定(ぜんじょう、、ディヤーナ、, ジャーナ)あるいは禅那(ぜんな)とは、仏教で心が動揺することがなくなった一定の状態を指す。サンスクリット語の dhyāna の音写である禅と、訳した定の複合語で、静慮とも訳される。
(出典:Wikipedia)
禅
常用漢字
中学
部首:⽰
13画
那
常用漢字
中学
部首:⾢
7画
“禅那”の関連語
禪定
“禅”で始まる語句
禅
禅定
禅師
禅刹
禅寺
禅杖
禅尼
禅定寺
禅家
禅定寺峠
“禅那”のふりがなが多い著者
岡倉天心
岡倉覚三
岡倉由三郎
吉川英治
幸田露伴
和辻哲郎