“禅”のいろいろな読み方と例文
旧字:
読み方割合
ぜん83.3%
ゆず11.1%
ゆづ5.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「ええ、ええ、一目で覚えてしまいましたわ。名前からして、ぜんぼうさんみたいで、変わっていたからでもありましょうけれど。」
次郎物語:05 第五部 (新字新仮名) / 下村湖人(著)
むかしぎょう御世みよに、娥皇がこう女英にょえいという二人の御娘がありました。堯がしゅんに世をゆずろうというとき、舜はこばんで受けません。
三国志:10 出師の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
そもそも五一永治えいぢの昔、をかせるつみもなきに、五二みかどみことかしこみて、三歳の五三体仁としひとゆづりし心、人慾深きといふべからず。