-
トップ
>
-
禅
>
-
ゆづ
抑五一永治の昔、
犯せる
罪もなきに、
五二父
帝の
命を
恐みて、三歳の
五三体仁に
代を
禅りし心、人慾深きといふべからず。
二五近衛院に
禅りましても、
二六藐姑射の
山の
瓊の
林に
禁めさせ給ふを、思ひきや、
二七麋鹿のかよふ跡のみ見えて、
詣でつかふる人もなき
深山の
二八荊の下に神がくれ給はんとは。
“禅”の意味
《名詞》
(読みはすべて「ぜん」)
何ごと(何もの)にも執着せず、また、それらに揺るがされることのない、落ちついて清く澄んだ静かな心のこと。また、さとりの境地のこと。
1のような心の状態に到達するための修行や生活のしかたのこと。しばしば比喩としても用いる。例:書(書道)は禅だ。
2のうち特に、坐禅のこと。また、瞑想のこと。
禅宗のこと。
天子が位を譲ること。禅位。→禅譲。
(出典:Wiktionary)