“ゆづ”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:ユヅ
語句割合
讓45.8%
譲27.1%
遜12.5%
湯漬10.4%
禅2.1%
湯津2.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
讓(ゆづ)りしとぞ爰(こゝ)に又丁山と小夜衣の兩人は程(ほど)なく曲輪(くるわ)を出てたり姉の丁山二世と言替(いひかは)せし遠山(とほやま)勘(かん)十郎と云し人も病死なせしかば其跡を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
斯(こ)う言(い)った実話(じつわ)は、まだいくらでもございますが、そのおうわさは別(べつ)の機会(おり)に譲(ゆづ)り、これからごく簡単(かんたん)に神々(かみがみ)のお受持(うけもち)につきて、私(わたくし)の存(ぞん)じて居(い)るところを申(もう)し上(あ)げて
人は往々彼女を以て婦人の力のよく男子に遜(ゆづ)らざるの例とすれども、静かに思へ、人の信念の力や実にかくの如し。
閑天地 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)
「おお空腹か、そうであろう、誰か湯漬(ゆづ)けを持って来い。……さてその間にきく事がある。もう本名を明かせてもよかろう」
名人地獄 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
抑(そもそも)五一永治(えいぢ)の昔、犯(をか)せる罪(つみ)もなきに、五二父帝(みかど)の命(みこと)を恐(かしこ)みて、三歳の五三体仁(としひと)に代(よ)を禅(ゆづ)りし心、人慾深きといふべからず。
二五近衛院(このゑのゐん)に禅(ゆづ)りましても、二六藐姑射(はこや)の山(やま)の瓊(たま)の林(はやし)に禁(し)めさせ給ふを、思ひきや、二七麋鹿(びろく)のかよふ跡のみ見えて、詣(まう)でつかふる人もなき深山(みやま)の二八荊(おどろ)の下に神がくれ給はんとは。
勅(みことのり)のままに奉ると申しければこのおとめを湯津(ゆづ)のつま櫛(くし)に取りなし、みずらにさし八醞(やみおり)の酒を八つの槽(ふね)にもりて待ちたもうに、はたしてかの大蛇(おろち)来たれり。
将来の日本:04 将来の日本 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)