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ゆづる
ふりがな文庫
“ゆづる”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
弓弦
64.3%
弦
19.0%
弓絃
7.1%
由豆流
4.8%
諭鶴
2.4%
譲
2.4%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
弓弦
(逆引き)
弓弦
(
ゆづる
)
は其の張らるゝに於て
箭
(
や
)
を飛ばすのである。弛めば則ち箭の飛ぶや力無く、愈〻弛めば則ち弓箭の功倶に廢するのである。
努力論
(旧字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
ゆづる(弓弦)の例文をもっと
(27作品)
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弦
(逆引き)
主人公の心の
苦悶
(
くもん
)
に對する作者の
感情輸入
(
アインヒウルング
)
の
深
(
ふか
)
さは、張り切つた
弦
(
ゆづる
)
のやうに
緊張
(
きんぢやう
)
した
表現
(
へうげん
)
と相俟つて、作の
缺點
(
けつてん
)
を
感
(
かん
)
じる前に、それに對して
感嘆
(
かんたん
)
してしまひます。
三作家に就ての感想
(旧字旧仮名)
/
南部修太郎
(著)
ゆづる(弦)の例文をもっと
(8作品)
見る
弓絃
(逆引き)
昔
匈奴
(
きょうど
)
この国に
寇
(
こう
)
した時、王、金銀異色の大鼠を祭ると、敵兵の鞍から甲冑から
弓絃
(
ゆづる
)
まで、
紐
(
ひも
)
や糸をことごとく鼠群が噛み断ったので、匈奴軍
詮術
(
せんすべ
)
を知らず大敗した、王
十二支考:11 鼠に関する民俗と信念
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
ゆづる(弓絃)の例文をもっと
(3作品)
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▼ すべて表示
由豆流
(逆引き)
二月十三日に蘭軒は岸本
由豆流
(
ゆづる
)
の向島の別荘に招かれた。其日は薄曇の日であつた。三絶句の其一に「不妨鳩語頻呼雨、恰是軽陰宜看梅」の句がある。蘭軒は途中百花園に立ち寄つて梅を看た。
伊沢蘭軒
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
ゆづる(由豆流)の例文をもっと
(2作品)
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諭鶴
(逆引き)
「おツ母さん。」姉娘の富美子が弟を從へて縁がはをばた/\驅けて來て、
諭鶴
(
ゆづる
)
さんが何かお呉れツて。」
泡鳴五部作:01 発展
(旧字旧仮名)
/
岩野泡鳴
(著)
「あなた、
諭鶴
(
ゆづる
)
が行けませんから、叱つて下さい」とおめきながら、障子をばたりと明けた。お鳥のゐるのを見て俄かに荒々しい調子をやはらげて、「清水さんがゐたんですか?」
泡鳴五部作:01 発展
(旧字旧仮名)
/
岩野泡鳴
(著)
ゆづる(諭鶴)の例文をもっと
(1作品)
見る
譲
(逆引き)
清
(
きよし
)
さんの
家
(
うち
)
の
譲
(
ゆづる
)
さんにも頼んで一緒に行つて貰つたのです。麹町の通りで
購
(
あがな
)
はれた
鞠
(
まり
)
は
直
(
す
)
ぐ
茂
(
しげる
)
の手へ渡されたのです。
茂
(
しげる
)
は嬉しさに
元園町
(
もとぞのちやう
)
の辺りでは
鞠
(
まり
)
を上へ放り上げながら歩いて居たのです。
遺書
(新字旧仮名)
/
与謝野晶子
(著)
ゆづる(譲)の例文をもっと
(1作品)
見る
“ゆづる”の意味
《名詞》
弓の弦。
(出典:Wiktionary)
検索の候補
ゆみづる
ゆんづる
ゆずる
ゆんずる
ゆづら
いと
げん
っる
つる
づる