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ゆんづる
ふりがな文庫
“ゆんづる”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
弓弦
80.0%
弦
20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
弓弦
(逆引き)
祇園の下級神人なる
犬神人
(
いぬじにん
)
が
弓弦
(
ゆんづる
)
を作ってこれを売り、「弦召し候え」と呼び歩いたのでツルメソと呼ばれた。
間人考
(新字新仮名)
/
喜田貞吉
(著)
それは籐を一パイに卷いた思ひの外の
強弓
(
がうきう
)
で、
弓弦
(
ゆんづる
)
は外したまゝですが、弓そのものは、埃も留めずに、よく拭いてあり、近頃使つた樣子も無いくせに、弦などが
銭形平次捕物控:256 恋をせぬ女
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
ゆんづる(弓弦)の例文をもっと
(8作品)
見る
弦
(逆引き)
始
(
はじめ
)
、彼等は
手
(
て
)
ん
手
(
で
)
に弓矢を
執
(
と
)
って、頭上の大空へ矢を飛ばせた。彼等の弓の林の中からは、勇ましい
弦
(
ゆんづる
)
の鳴る音が風のように起ったり止んだりした。
素戔嗚尊
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
魂
(
たま
)
の
上
(
あが
)
る時、巫子は、
空
(
くう
)
を探って、何もない所から、
弦
(
ゆんづる
)
にかかった三筋ばかりの、長い黒髪を、お稲の
記念
(
かたみ
)
ぞとて授けたのを、とやせんとばかりで
迷
(
まよい
)
の
巷
(
ちまた
)
。
陽炎座
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
ゆんづる(弦)の例文をもっと
(2作品)
見る
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