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遜
ふりがな文庫
“遜”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
へりくだ
33.3%
ゆず
24.2%
ゆづ
18.2%
へ
6.1%
のが
6.1%
あきた
3.0%
そん
3.0%
へりく
3.0%
ヘ
3.0%
▼ 他 6 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
へりくだ
(逆引き)
ニコニコ
遜
(
へりくだ
)
った微笑を
湛
(
たた
)
えながら、そっと小屋の横から、施米の忙しさや、手摺の外の群衆などを満ち足りた様子で眺めているのでした。
銭形平次捕物控:029 江戸阿呆宮
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
遜(へりくだ)の例文をもっと
(11作品)
見る
ゆず
(逆引き)
西遊記
(
さいゆうき
)
に似て、
而
(
しか
)
も其の
誇誕
(
こたん
)
は少しく
遜
(
ゆず
)
り、水滸伝に近くして、而も
其
(
そ
)
の豪快は及ばず、三国志の
如
(
ごと
)
くして、而も其の殺伐はやゝ
少
(
すくな
)
し。
運命
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
遜(ゆず)の例文をもっと
(8作品)
見る
ゆづ
(逆引き)
大島敏夫
(
おおしまとしを
)
これは小学時代の友だちなり。僕も小学時代には頭の大いなる少年なりしも、大島の頭の大いなるには一歩も二歩も
遜
(
ゆづ
)
りしを記憶す。
学校友だち
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
遜(ゆづ)の例文をもっと
(6作品)
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▼ すべて表示
へ
(逆引き)
基経は手で二人を制して先ず頭を上げられいと、
遜
(
へ
)
り下っていった。
姫たちばな
(新字新仮名)
/
室生犀星
(著)
遜(へ)の例文をもっと
(2作品)
見る
のが
(逆引き)
太子の尊き位を
遜
(
のが
)
れ給うた釈迦牟尼世尊には、宏壮なる殿堂に住み、金襴の法衣を纏うが如きはその本意でなかったに相違ない。
特殊部落と寺院
(新字新仮名)
/
喜田貞吉
(著)
遜(のが)の例文をもっと
(2作品)
見る
あきた
(逆引き)
今東光
(
こんとうくわう
)
君は好学の美少年、「文芸春秋」二月号に桂川中良の桂林漫録を引き、大いに
古琉球風物詩集
(
こりうきゆうふうぶつししふ
)
の著者、佐藤惣之助君の無学を
嗤
(
わら
)
ふ。
瀟麗
(
しゆくれい
)
の文章風貌に
遜
(
あきた
)
らず、風前の玉樹も
若
(
し
)
かざるものあり。
八宝飯
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
遜(あきた)の例文をもっと
(1作品)
見る
そん
(逆引き)
印南、名は
遜
(
そん
)
、
字
(
あざな
)
は退翁、通称は唯助、一号は
木王園
(
もくわうゑん
)
である。
伊沢蘭軒
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
遜(そん)の例文をもっと
(1作品)
見る
へりく
(逆引き)
遜
(
へりく
)
だる馬の上に虹ふりそそぐ。
畑の祭
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
遜(へりく)の例文をもっと
(1作品)
見る
ヘ
(逆引き)
かう言ふ、僅かなことの答へにも、極度に
遜
(
ヘ
)
り降つた語つきに、固い表情を、びくともさせる房主ではなかつた。
卑下慢
(
ヒゲマン
)
とは、之を言ふのか、顏を見るから、相手を呑んでかゝる工夫をしてゐる。
死者の書 続編(草稿)
(旧字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
遜(ヘ)の例文をもっと
(1作品)
見る
遜
常用漢字
中学
部首:⾡
14画
“遜”を含む語句
謙遜
遜色
傲岸不遜
不遜
御謙遜
傲慢不遜
陸遜
抑遜
謙遜家
遜譲
遜志斎集
馬里遜
遜志斎
遜位
遜下
軽躁不遜
豪慢不遜
謙遜者
謙遜心
索遜
...
“遜”のふりがなが多い著者
尾崎紅葉
司馬遷
下村湖人
北原白秋
幸田露伴
中島敦
福沢諭吉
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
斎藤茂吉
夏目漱石