“木王園”の読み方と例文
読み方割合
もくわうゑん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
其一は木王園もくわうゑん主人である。かみに云つた犬塚印南いんなんで、此年六十一歳、蘭軒は長者として遇してゐた。茶山もこれをつまびらかにしてゐて、一陪字ばいじを下してゐる。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
木王園もくわうゑん主人時々御陪遊被成候哉。石田巳之介蠣崎かきざき君などいかが、御出会被成候はば宜奉願上候。」
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
木王園もくわうゑんの木王はあづさであつた。埤雅ひがに所謂「梓為百木長、故呼梓為木王」であつた。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)