“蠣崎”の読み方と例文
読み方割合
かきざき100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
木王園もくわうゑん主人時々御陪遊被成候哉。石田巳之介蠣崎かきざき君などいかが、御出会被成候はば宜奉願上候。」
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
源波響は蠣崎かきざき氏、名は広年くわうねん、字は世詁せいこ、一に名は世祜せいこ、字は維年ゐねんに作る。通称は将監しやうげんである。画を紫石応挙の二家に学んだ。明和六年生だから、此年三十五歳であつた。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
其三は蠣崎かきざき氏で、所謂いはゆる源波響げんはきやうである。此年四十一歳であつた。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)