“へりくだ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
謙39.1%
謙遜26.1%
遜23.9%
卑下4.3%
謙下4.3%
遜下2.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かく神はヨブに告げ、ヨブは自己の心に問うた。ここに彼の魂はますます砕くるのみであった。彼は謙(へりくだ)るより外(ほか)に行き道がなきに至った。
ヨブ記講演 (新字新仮名) / 内村鑑三(著)
あるいは自ら高く標置して民に謙遜(へりくだ)るの雅量なきものあり、あるいは貴族の特権に気驕りて、奮励以て実力を養わんとせざるものあり
これもこの歌だけについて見れば恋愛情調であるが、何処か遜(へりくだ)ってつつましく云っているところに、和え歌として此歌の価値があるのであろう。
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
幾つかの卑下(へりくだ)つた草屋根があつた。
それにもかかわらず、後には若気(わかげ)の過失(あやまち)で後悔しているといった。自分には文学的天分がないと謙下(へりくだ)りながらもとかくに大天才と自分自身が認める文豪をさえ茶かすような語気があった。
二葉亭追録 (新字新仮名) / 内田魯庵(著)
わたくしには、何か、男に遜下(へりくだ)れないものがあるようです。
生々流転 (新字新仮名) / 岡本かの子(著)