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若気
ふりがな文庫
“若気”のいろいろな読み方と例文
旧字:
若氣
読み方
割合
わかげ
90.9%
わかぎ
9.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
わかげ
(逆引き)
その
若気
(
わかげ
)
を、ひとまずは
宥
(
なだ
)
めながら、実は、不抜な意志にかためさせているような言葉が、国香や良兼たちの老巧な態度に見られる。
平の将門
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
皆妙齢だから、
所謂
(
いわゆる
)
若気
(
わかげ
)
の
過失
(
あやまち
)
を起さないように監督するのも僕の役目の一つだ。綺麗な人が多い。これは採用の時、容姿も算当に入れるからだろう。
四十不惑
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
若気(わかげ)の例文をもっと
(20作品)
見る
わかぎ
(逆引き)
小博奕が出来るから
此処
(
こゝ
)
に居るのだが、お
前
(
めえ
)
も
子柄
(
こがら
)
はよし、今の
若気
(
わかぎ
)
でこんな片田舎へ来て、儲かる
処
(
どころ
)
か苦労するな、
些
(
ちっ
)
とは訳があって来たろうが
真景累ヶ淵
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
若気
(
わかぎ
)
な三位卿は、もう庭手へ降りて木立の闇へどなっていた。
鳴門秘帖:01 上方の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
若気(わかぎ)の例文をもっと
(2作品)
見る
若
常用漢字
小6
部首:⾋
8画
気
常用漢字
小1
部首:⽓
6画
“若”で始まる語句
若
若者
若衆
若干
若狭
若人
若旦那
若葉
若木
若僧
“若気”のふりがなが多い著者
加藤道夫
久米正雄
三遊亭円朝
内田魯庵
新渡戸稲造
吉川英治
佐々木邦
中里介山
小酒井不木
山本周五郎