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『四十不惑』
ふりがな文庫
『
四十不惑
(
しじゅうふわく
)
』
僕が満四十になった時、妻は尾頭つきで誕生日を祝ってくれて、その席上、 「四十にして惑わずと申しますからあなたももう惑わないで下さいよ」 と註文をつけた。 「おれは今までだって惑ったことなんかないよ。停年まで今の会社にいる」 「迷わないで下さ …
著者
佐々木邦
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「講談倶楽部」大日本雄辯會講談社、1952(昭和27)年1月
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約26分(500文字/分)
朗読目安時間
約43分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
香
(
かんば
)
和
(
なごや
)
家
(
け
)
物
(
もつ
)
仇討
(
かたきう
)
疎
(
おろそ
)
真
(
ほん
)
出
(
いで
)
此方
(
こっち
)
省
(
かえりみ
)
境
(
きょう
)
請
(
しょう
)
先方
(
むこう
)
妻
(
さい
)
敵
(
かな
)
拙
(
まず
)
思召
(
おぼしめし
)
老
(
おい
)
態
(
わざ
)
驥尾
(
きび
)
造詣
(
ぞうけい
)
無暗
(
むやみ
)
上
(
のぼ
)
錯覚
(
さっかく
)
相伴
(
しょうばん
)
重々
(
じゅうじゅう
)
酔狂
(
すいきょう
)
矩
(
のり
)
経緯
(
いきさつ
)
翻然
(
ほんぜん
)
耄碌
(
もうろく
)
聊
(
いささ
)
若
(
も
)
過失
(
あやまち
)
若気
(
わかげ
)
被
(
かぶ
)
誂
(
あつら
)
山妻
(
さんさい
)
不惑
(
ふわく
)
仇
(
あだ
)
仰有
(
おっしゃ
)
体
(
てい
)
余所
(
よそ
)
俯仰
(
ふぎょう
)
厭
(
いや
)
嘱
(
しょく
)
媒酌
(
ばいしゃく
)
嬉々
(
きき
)
完
(
まっと
)
寧
(
むし
)
法悦
(
ほうえつ
)
巷間
(
こうかん
)
惑
(
まど
)
惹
(
ひ
)
愧
(
は
)
憚
(
はばか
)
懇望
(
こんもう
)
懇願
(
こんがん
)
所謂
(
いわゆる
)
掠
(
かす
)
文恵
(
ふみえ
)
欺
(
あざむ
)