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俯仰
ふりがな文庫
“俯仰”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ふぎょう
90.5%
ふぎやう
9.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ふぎょう
(逆引き)
首を回らして過去を顧みるとき、私は
俯仰
(
ふぎょう
)
天地に
愧
(
は
)
ずる所なく、今ではいつ死んでも悔いないだけの、心の満足を得ている積りだ。
御萩と七種粥
(新字新仮名)
/
河上肇
(著)
それあ話しても
宜
(
え
)
え。吾輩としては
俯仰
(
ふぎょう
)
天地に
愧
(
は
)
じない事件で首を飛ばされたんだから、イクラ話しても構わんには構わんが、しかしだ。
爆弾太平記
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
俯仰(ふぎょう)の例文をもっと
(19作品)
見る
ふぎやう
(逆引き)
長城万里に
亘
(
わた
)
り
荒蕪
(
くわうぶ
)
落日に乱るゝの所、
悵
(
ちやう
)
たる
征驂
(
せいさん
)
をとゞめて遊子天地に
俯仰
(
ふぎやう
)
すれば、ために万巻の史書泣動し、満天の白雲
凝
(
こ
)
つて大地を圧するの思あり。
閑天地
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
我身を
繞
(
めぐ
)
れるものは、八面皆碧色なる
灝氣
(
かうき
)
にして、
俯仰
(
ふぎやう
)
の間
物
(
もの
)
として此色を帶びざるはなかりき。試みに
臂
(
ひぢ
)
を擧ぐれば、忽ち無數の流星の身邊に飛ぶを見る。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
俯仰(ふぎやう)の例文をもっと
(2作品)
見る
“俯仰”の意味
《名詞》
俯仰(ふぎょう)
俯(うつむ)くことと仰ぎ見こと、上下見回すこと。
起居動作。
(出典:Wiktionary)
俯
漢検1級
部首:⼈
10画
仰
常用漢字
中学
部首:⼈
6画
“俯仰”で始まる語句
俯仰天地
俯仰介立
検索の候補
俯仰天地
俯仰介立
“俯仰”のふりがなが多い著者
徳富蘇峰
河上肇
福沢諭吉
吉川英治
南方熊楠
佐々木邦
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
正岡子規
石川啄木
夢野久作