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ふぎょう
ふりがな文庫
“ふぎょう”の漢字の書き方と例文
語句
割合
俯仰
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
俯仰
(逆引き)
乗り合いは前後に
俯仰
(
ふぎょう
)
し、左右に
頽
(
なだ
)
れて、
片時
(
へんじ
)
も安き心はなく、今にもこの車
顛覆
(
くつがえ
)
るか、ただしはその身投げ落とさるるか。
義血侠血
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
妻これに向って我聞く、犬の白きは前世人たりしと、汝
能
(
よ
)
く我を送り帰さんかと、犬
俯仰
(
ふぎょう
)
して命を聴くごとし、すなわち糧を包みこれに随う。
十二支考:09 犬に関する伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
「奉別の時、官吏坐に満ち、言発すべからず。一拝して去る。今や
乃
(
すなわ
)
ち地を隔つる三百里、
毎
(
つね
)
に
鶴唳
(
かくれい
)
雁語
(
がんご
)
を聞き、
俯仰
(
ふぎょう
)
徘徊
(
はいかい
)
自から
措
(
お
)
く
能
(
あた
)
わず」
吉田松陰
(新字新仮名)
/
徳富蘇峰
(著)
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