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巷間
ふりがな文庫
“巷間”の読み方と例文
読み方
割合
こうかん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
こうかん
(逆引き)
「フム、義伝公。蜂須賀
至鎮
(
よししげ
)
とおおせられて、非常に
英俊豪邁
(
えいしゅんごうまい
)
なお方、
巷間
(
こうかん
)
の伝えによれば、
眼点
(
がんてん
)
の
瞳
(
ひとみ
)
が二ツあったとか承る」
鳴門秘帖:01 上方の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
いまはかえって、このような
巷間
(
こうかん
)
無名の民衆たちが、正論を吐いている時代である。指導者たちは、ただ
泡
(
あわ
)
を食って右往左往しているばかりだ。
パンドラの匣
(新字新仮名)
/
太宰治
(著)
こないだふと取り出して見たら割れていたのである。こういう現象は
巷間
(
こうかん
)
ではその持主に観音さまの加護の手がはたらいたということになっている。
夕張の宿
(新字新仮名)
/
小山清
(著)
巷間(こうかん)の例文をもっと
(21作品)
見る
“巷間”の意味
《名詞・形容動詞》
巷間(こうかん)
巷。世間。市井。
(出典:Wiktionary)
巷
漢検準1級
部首:⼰
9画
間
常用漢字
小2
部首:⾨
12画
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