“巷説”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
こうせつ92.3%
カウセツ7.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
巷説こうせつの魯迅の転機は、私にはどうしても少しに落ちないところがあるので、えて苦手の理窟を大骨折りで述べて見た次第である。
惜別 (新字新仮名) / 太宰治(著)
おそらくは伝写に伝写をかさねて世をたものだろうから、どこまでがほんとか、記載のことも巷説こうせつの程度以上とは信じかねる。
私本太平記:13 黒白帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
巷説カウセツ多端タタン、ソノ首ヲ見ザレバタシカメ難シトイヘドモ、滅亡ノ条勿論歟モチロンカ
源頼朝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)