“こうせつ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
巷説46.2%
巧拙42.3%
構説3.8%
考説3.8%
降雪3.8%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
巷説こうせつには水戸侯と血縁があるなどといったそうであるが、どうしてそんな説が流布るふせられたものか、今考えることが出来ない。
渋江抽斎 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
おそらくは伝写に伝写をかさねて世をたものだろうから、どこまでがほんとか、記載のことも巷説こうせつの程度以上とは信じかねる。
私本太平記:13 黒白帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
この問答の巧拙こうせつにより、もしかしたなら、何がう成るか、判らぬと考えていただけに、伊賀亮との一問一答には
大岡越前の独立 (新字新仮名) / 直木三十五(著)
剣術の巧拙こうせつを争わん、上士の内に剣客はなはだ多くしてごうも下士のあなどりを取らず。
旧藩情 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
……しかしじゃな。ひるがえって、その野望が成るものか、成らぬものか。旗上げの名分をどうとなえる気か。彼は、その名分も理論でね上げられるものと思っておるらしいが。……ばかな。たれが、そんなややこしい理論構説こうせつに耳をかそう。名分とは、民の直情に合致するものだ。大義とは、民のなかに持っている鉄則の信条じゃ。この標的まとはずしては、いくさも政治もうまく運ぶわけはない。
新書太閤記:07 第七分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
石器製造。(第六回、打製うちせい類及びみかき製類考説こうせつの末文等を見よ。)
コロボックル風俗考 (旧字旧仮名) / 坪井正五郎(著)
或る朝、起きてキャンプを出てみると、外は真白になっていた。降雪こうせつが夜のうちにあったのだ。そしてその日、妖怪に出会ったのである。