“かうせつ”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:カウセツ
語句割合
巧拙57.1%
絳雪14.3%
講説14.3%
降雪14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
が、もうひとつは氣質きしつ相違そうゐによるものだらう。へると、支那人しなじん技法ぎはふ巧拙かうせつ別問題べつもんだいとして、可成かな自由じいうびと麻雀マージヤンあそたのしむからではあるまいか?
麻雀を語る (旧字旧仮名) / 南部修太郎(著)
頑石笑つて且歌ひ、枯草花さいて、しかもかをる、獅子は美人が膝下に馴れ大蛇は小児の坐前に戯る、朔風暖かにして絳雪かうせつ香しく、瓦礫ぐわれき光輝を放つて盲井醇醴まうせいじゆんれいを噴き
二日物語 (新字旧仮名) / 幸田露伴(著)
〔譯〕聖賢を講説かうせつして之をにする能はず、之を口頭こうとう聖賢と謂ふ、吾れ之を聞いて一たび惕然てきぜんたり。道學を論辯ろんべんして之をたいする能はず、之を紙上道學と謂ふ、吾れ之を聞いて再び惕然てきぜんたり。
北のかひ雲ひたひたと押しかぶし降雪かうせつちかし紅葉も過ぎぬ
黒檜 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)