若気わかぎ)” の例文
旧字:若氣
小博奕が出来るから此処こゝに居るのだが、おめえ子柄こがらはよし、今の若気わかぎでこんな片田舎へ来て、儲かるどころか苦労するな、ちっとは訳があって来たろうが
真景累ヶ淵 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
若気わかぎな三位卿は、もう庭手へ降りて木立の闇へどなっていた。
鳴門秘帖:01 上方の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)