“さげす”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:サゲス
語句割合
84.5%
蔑視5.8%
軽蔑4.5%
1.3%
下墨0.6%
侮蔑0.6%
卑下0.6%
0.6%
賤蔑0.6%
輕蔑0.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かなりひと目をく顔だちで、むしろ美男といってもいいくらいであるが、眼つきやもとになんとなく人をむような色がある。
新潮記 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)
自分を信用させようと骨を折っている、男の狡黠い態度も蔑視まれたが、この男ばかりを信じているらしい、母親の水臭い心持も腹立しかった。
あらくれ (新字新仮名) / 徳田秋声(著)
なかにも婦人客は、神様が接吻と嘘とのために特別きやしやに拵へたらしい唇を、邪慳にげて、軽蔑みきつた眼つきをして、この黄いろい肌の日本人を見た。
郷士の、紙漉武士の、土百姓のと、まれておるが、器量の点でなら、家中、誰が吾々若者に歯が立つ。わしは、必ずしも、栄達を望まんが、そういう輩に十分の器量を見せてやりたい。
南国太平記 (新字新仮名) / 直木三十五(著)
下墨む様な笑みを浮べて、屹度お見でしたの。
昇降場 (新字新仮名) / 広津柳浪(著)
かつ、井侯は団十郎をお伴につれていても芸術に対する理解があったは、それまで匹夫匹婦の娯楽であって士太夫の見るまじきものと侮蔑んだ河原者の芸術を陛下の御覧に供したのでも明かである。
うら若き女子の身にて夜をして來つるをば、蓮葉のものと卑下み給はん事もあらば如何にすべき。
滝口入道 (旧字旧仮名) / 高山樗牛(著)
重んずるとむとが新旧世界を分画する最も著明な境界線である
パリス されて、かれて、侮辱されて、賤蔑まれて、されてしまうたのぢゃ。死神めにされたのぢゃ。
うなると彼は、今日自分の遣つた事は、豫じめ企んで遣つたので、それが巧く思ふ壺に嵌つて智惠子に自白さしたかの樣に考へる。我と我を輕蔑まうとする心を、強ひて其麽風に考へて抑へて見た。
鳥影 (旧字旧仮名) / 石川啄木(著)