“死神”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しにがみ92.9%
アンカウ7.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
死神しにがみ吾等われら婿むこ死神しにがみ吾等われら嗣子あとつぎ此上このうへ吾等われらんでなにもかも彼奴あいつれう、いのち財産しんだいなにもかも死神しにがみめにれませうわい。
死神しにがみはなおも大きな、うつろな目で、皇帝をじろじろみつめていました。そしてあたりは、まったくおそろしいほど、しいんとしていました。
アナトール・ル・ブラの「ブリトン伝説学」やガウルドの「オールド・ニック」までも渉猟しょうりょうして、性別転換の深奥に潜んでいて犯罪動機に符合するものを、中欧死神アンカウ口碑の中に見出そうとした。
黒死館殺人事件 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)