“死際”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しにぎわ91.9%
しにぎは5.4%
いまわ2.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ただ坐禅を勧めあるいは念仏を唱える事を勧めて未来の安心を得さしめ、死際しにぎわに迷わないように決心する事ばかり説いてやりました。
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)
私の死際しにぎはは、お前さへゐなかつたらをかす氣にもならなかつたらうと思はれる惡い行爲の記憶の爲めに責めさいなまれてゐる。
と口ではいえどぞっと身の毛がよだつ程恐ろしく思いましたは、八年ぜん門番の勘藏が死際いまわに、我が身の上の物語を聞けば、己は深見新左衞門の次男にて、深見家改易のまえに妾が這入り、間もなく
真景累ヶ淵 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)