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下賤
ふりがな文庫
“下賤”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
げせん
92.5%
げす
3.8%
さげす
1.9%
ゲセン
1.9%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
げせん
(逆引き)
盛綱は、おかしがって語ったが、頼朝は、それは
不愍
(
ふびん
)
なことだ、
下賤
(
げせん
)
の者を
虐
(
しいた
)
げたと聞えては、頼朝が生涯の
汚名
(
おめい
)
というものである。
源頼朝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
下賤(げせん)の例文をもっと
(49作品)
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げす
(逆引き)
小人数で料理屋に上つて芸者を呼ぶよりは、宴会が結句
割徳
(
わりどく
)
の安上りと
胸算用
(
むなざんよう
)
して出席する
下賤
(
げす
)
もあり。
頻
(
しきり
)
に名刺の交換を迫つて他日人の名を利用して事をなさんとする
曲者
(
くせもの
)
もあり。
桑中喜語
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
下賤(げす)の例文をもっと
(2作品)
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さげす
(逆引き)
しかし当人は
何
(
いず
)
れにしてもつまりは
空々若々
(
くうくうじゃくじゃく
)
である。自分はどういう訳で好かれるのか、またどういう訳で
下賤
(
さげす
)
まれるのか、そんな事は更に考えはせぬ。
夏すがた
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
下賤(さげす)の例文をもっと
(1作品)
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▼ すべて表示
ゲセン
(逆引き)
尊い
女性
(
ニヨシヤウ
)
は、
下賤
(
ゲセン
)
な人と、口をきかぬのが当時の世の
掟
(
オキテ
)
である。何よりも、其語は、下ざまには通じぬもの、と考へられてゐた。それでも、此古物語りをする姥には、貴族の語もわかるであらう。
死者の書
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
下賤(ゲセン)の例文をもっと
(1作品)
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下
常用漢字
小1
部首:⼀
3画
賤
漢検準1級
部首:⾙
15画
“下賤”で始まる語句
下賤廃残
下賤破敗
検索の候補
下賤廃残
下賤破敗
貧窮下賤
高下貴賤
“下賤”のふりがなが多い著者
ヴィクトル・ユゴー
ロマン・ロラン
吉川英治
橘外男
ワシントン・アーヴィング
柳宗悦
永井荷風
神西清
林不忘
樋口一葉