“あきた”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:アキタ
語句割合
72.6%
秋田11.0%
飽足11.0%
厭足1.4%
1.4%
1.4%
鰐田1.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
有体ありていにいうと、私は紅葉の著作には世間が騒ぐほどに感服していなかった。その生活や態度や人物にもあきたらなく思う事が多かった。
で、勅の告文は、秋田あきたじょうすけが代って拝受し、一行は、ひとまず定められた宿所に入った。しかし、執権ノ亭では、その間に
私本太平記:02 婆娑羅帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
顔だけでは、飽足あきたらず、線香のような手足を描いて、で、のけぞらした形へ、きずをつける。それも墨だけでは心ゆかず、やがて絵の具をつかい出した。
星女郎 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
知りながら夫となしに梅をすみやかに離縁りえんに及び其上叔母へ金子迄をつかはしたるを阿容々々おめ/\と二人ながら引取親子たがひに妻と致し其上にも厭足あきたらず傳吉を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
今東光こんとうくわう君は好学の美少年、「文芸春秋」二月号に桂川中良の桂林漫録を引き、大いに古琉球風物詩集こりうきゆうふうぶつししふの著者、佐藤惣之助君の無学をわらふ。瀟麗しゆくれいの文章風貌にあきたらず、風前の玉樹もかざるものあり。
八宝飯 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
つくすともあきたるべきやつならずと冷凍ひえこほこぶしにぎりつめて當處あてどもなしににらみもしつおもかへせばそれも愚痴ぐちなりうらみはひとうへならずれにをとこらしき器量きりやうあらばほどまでにはきゆうしもすまじアヽとたんずればいきしろくえて
別れ霜 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
それから越後を通って九月にはもう羽前のねずヶ関に来ているから、この地では腰を落ち付けて休む家もなかったのである。「鰐田あきた刈寝かりね」は九月以後の日記である。
雪国の春 (新字新仮名) / 柳田国男(著)