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秋田
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あきた
ふりがな文庫
“
秋田
(
あきた
)” の例文
そのほかの人形は——
京
(
きょう
)
、
伏見
(
ふしみ
)
、
奈良
(
なら
)
、
博多
(
はかた
)
、
伊勢
(
いせ
)
、
秋田
(
あきた
)
、
山形
(
やまがた
)
など、どなたも御存知のものばかりで、例の
今戸焼
(
いまどやき
)
もたくさんあります。
綺堂むかし語り
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
で、勅の告文は、
秋田
(
あきた
)
城
(
じょう
)
ノ
介
(
すけ
)
が代って拝受し、一行は、ひとまず定められた宿所に入った。しかし、執権ノ亭では、その間に
私本太平記:02 婆娑羅帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
浜には
津軽
(
つがる
)
や
秋田
(
あきた
)
へんから集まって来た
旅雁
(
りょがん
)
のような漁夫たちが、
鰊
(
にしん
)
の
建網
(
たてあみ
)
の修繕をしたり、
大釜
(
おおがま
)
の
据
(
す
)
え
付
(
つ
)
けをしたりして、黒ずんだ自然の中に
生まれいずる悩み
(新字新仮名)
/
有島武郎
(著)
元文元年の秋、新七の船は、
出羽国
(
でわのくに
)
秋田
(
あきた
)
から米を積んで出帆した。その船が不幸にも航海中に風波の難に会って、半難船の姿になって、横み荷の半分以上を流失した。
最後の一句
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
岸田直介
(
きしだなおすけ
)
が奇怪な死を遂げたとの急報に接した弁護士の
大月対次
(
おおつきたいじ
)
は、
恰度
(
ちょうど
)
忙しい事務もひと息ついた形だったので、歳若いながらも仕事に掛けては実直な秘書の
秋田
(
あきた
)
を同伴して
花束の虫
(新字新仮名)
/
大阪圭吉
(著)
▼ もっと見る
劔
(
つるぎ
)
を
杖
(
つゑ
)
に。
松陰
(
まつかげ
)
の。
巖
(
いはほ
)
撐
(
さゝ
)
へて。
吐息
(
といき
)
つく。
時哉
(
をりしも
)
見ゆる。
若武者
(
わかむしや
)
は。
是
(
こ
)
は
抑
(
そも
)
軍
(
いくさ
)
の。
使
(
つかひ
)
かや。
見
(
み
)
れば
衣
(
ころも
)
の。
美麗
(
うるはし
)
さ。
新郎
(
はなむこ
)
とかも。
訝
(
あや
)
またる。
其鬚髯
(
そのほうひげ
)
の。
新剃
(
にひそり
)
は。
秋田
(
あきた
)
を刈れる。
刈稻
(
かりしね
)
の。
齊
(
そろ
)
へる
樣
(
さま
)
に。
「西周哲学著作集」序
(旧字旧仮名)
/
井上哲次郎
(著)
木曾
(
きそ
)
や
秋田
(
あきた
)
その
他
(
た
)
の
地方
(
ちほう
)
で、
特別
(
とくべつ
)
に
針葉樹
(
しんようじゆ
)
を
保護
(
ほご
)
してゐる
土地
(
とち
)
を
除
(
のぞ
)
けば、あとはほとんど
落葉樹
(
らくようじゆ
)
で、
冬
(
ふゆ
)
になつて
木
(
き
)
の
葉
(
は
)
が
落
(
お
)
ちると、まるで
枯
(
か
)
れ
木
(
き
)
が
遠
(
とほ
)
く
天
(
てん
)
に
連
(
つら
)
なつてゐるように
寂
(
さび
)
しい
景色
(
けしき
)
になります。
森林と樹木と動物
(旧字旧仮名)
/
本多静六
(著)
長崎
円喜
(
えんき
)
、金沢ノ
大夫
(
たゆう
)
宗顕
(
そうけん
)
、
佐介
(
さかい
)
ノ
前司
(
ぜんじ
)
宗直
(
むねなお
)
、小町の
中務
(
なかつかさ
)
、
秋田
(
あきた
)
城
(
じょう
)
ノ
介
(
すけ
)
、越後守
有時
(
ありとき
)
、
右馬
(
うま
)
ノ
頭
(
かみ
)
茂時
(
しげとき
)
、
相模
(
さがみ
)
の
高基
(
たかもと
)
、
刈田式部
(
かったしきぶ
)
、武蔵の
左近将監
(
さこんしょうげん
)
など、ひと目に余る。
私本太平記:07 千早帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“秋田”の意味
《固有名詞》
秋田(あきた)
秋田県の略。
秋田県にある地名。秋田市。
(出典:Wiktionary)
秋
常用漢字
小2
部首:⽲
9画
田
常用漢字
小1
部首:⽥
5画
“秋田”で始まる語句
秋田蕗
秋田口
秋田家
秋田市
秋田県
秋田縣
秋田八丈
秋田春慶
秋田穗庵
秋田雨雀